こんにちは!保育士4年目けせら先生です。
今日は私が1年目の時に悩んだことをお話ししていきます。
園児が風邪で休んだとき、怪我をしたとき、何となく他人事のようになってしまって、共感できないことありませんか?
共感性を身につけるには、子どもとたくさん遊ぶこと、保護者と毎日エピソードを話すことがおすすめです。
私は保育士4年目になりましたが、共感性というスキルは保育士にとって必須のスキルです。新人保育士1年目では、遅刻しないで出勤するだけで十分だと思いますが、子どもや保護者の気持ちに共感できるようになると、保育がますます楽しくなると思います。
そこで今回は、「保護者や子どもに共感できるようになるためにはどうすればよいのか」詳しくお話ししていきます。
自分は共感性が足りない?
保育士1年目のエピソード
保育士1年目に私は0歳児の担任でした。
ある時、自分の担当しているクラスの子が発熱で休んだとき、他の保育者がこんな風な会話をしていました。
Yくん、40度まで熱が上がっているんだって
かわいそうですね…。ママもきっと大変ですよね…
そうよね。早く治ると良いよね。
この会話を聞いたときの私の反応はというと、、
本当にそう思っているのかな?そう思うのが、普通なのかな?
自分のクラスの子が熱を出しているのに、私は冷たい人なのかな?
そんなことを思っていました。
子どもに共感できるようになったきっかけ
そんな私がどうして今共感できるようになったかというと、子どもと遠慮無く遊べるようになったことがきっかけでした。
0歳児の初めの方は子どもたちも表情があまり無く、泣いてばかりの日々を過ごしていました。しかし日を重ねるにつれて私もふれあい遊びや季節の歌などの技術を身につけ、子どもと一緒に楽しく遊ぶ時間が増えてきました。
保育士1年目後半のエピソード
この頃の子どもたちが好きな遊びが「動物村の広場」という指人形を使った遊び歌でした。私が指人形で子どもたちにタッチしたり、「いないいないばあ」をするだけで大喜びの子どもたち。とてもかわいらしかったです。子どもたちと仲を深めていったある日、こんなことがありました。
昨日、○○くんお家でご飯食べられなかったんだって
きっとお腹空いているよね…昼食は少しでも食べられたらいいな。
○○くんの好きなおもちゃも用意しておこう。
この時私は自分がいつの間にか、子どもの気持ちに寄り添っていたことに気がつきました。自分でも気がつかないうちに子どもたちが自分の子どものようにかわいく思えてきていたのです。
○○くんの昼食を見た私は、保護者の方に今日の様子を丁寧に伝えてみました。
すると、保護者の方から
丁寧にみていただいてありがとうございます。家でも様子をみます。
と言う感謝の言葉をいただくことができたのでした。この言葉を聞いてから私は保護者と話すことへの抵抗感が薄れていきました。
まとめ
今回は「共感」することが苦手だった私が、子どもや保護者の気持ちに寄り添えるようになった経験を紹介させていただきました。
「共感」できるようになるためには、やはり子どもとたくさん遊ぶこと、保護者と毎日エピソードを話すことが重要になります。
保育士1年目は毎日遅刻しないだけでも十分えらいと思いますが、少し余裕ができてきたら「共感」という所にも気を配っていけば、より保育が楽しくなると思います。
みなさんの保育人生の一助となれますように。
以上、けせらでした!
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